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子育て不安から生きる安心へ

2005年6月23日 たんたんカフェ報告

                                                               

 

●7月24日に、品田知美さん(「<子育て法>革命」著者・立教大学非常勤講師・社会学者)をゲストにお招きしての講座(次世代育成支援講座・鈴木和子さん主催・テーマは「子育て不安から生きる安心へ」)が真岡市であるのですが、その準備会を兼ねてたんたんカフェを開くことにしました。

 地域で開いているたんたんカフェという場に、子育てというテーマを持ち込み、そのテーマに沿った事前課題を出すということを今回はしたのですが、子育て中のお母さんが、自分の子育てで不安に思っていた(る)ことなどを具体的に話す場になっていきました。

講座のための準備会をあえて開くのではなく、日常やっていることの延長のなかに準備も含めていくことが出来るという、少し幅が広がったような感じがしています。プロセスで学ぶということや、日常が学びの場ということが少し見えてきたように思います。

 栃木のそれぞれの地域にすでにあるネットワークがリンクしていくことでそんな場が出来やすくなっていくように思いますし、何となくみんなのフットワークが軽くなっているのは、何か必然性があるような気がします。

 

 今回は、宇都宮の子育てネットワーク「どろんこネットワーク」の方たちが5人参加され、ネットワークが、広がっているのを感じます。

 

 このときの感想をご紹介します。


「不安だ〜」さあ、どうする?!                              N・I

「不安=どうなるかと心配して落ち着かない様子」by三省堂国語辞典。

人が生きていく時間のなかで、物心ついたころから不安が全くない状態なんてなかったと思う。大なり小なり、不安を抱えてみんな生活している。それでも人は笑ったり、喜んだりしながら生きていく。そんな人生の中で、こと子育て期に抱える不安で、自分以外の人(=わが子)がどうなるかと心配して、まさに落ち着かない。偏差値偏重、共通1次世代の私は、いつも「○○すれば大丈夫」という模範解答が欲しい。安心したいから…。

 でも、一生何らかの不安と、共生していかなければならないのなら、ありもしない正解を求めるのはそろそろやめて、その不安に、私自身がどのように向き合っていくかを意識したい。時には、目をそむけ、逃げることがあっても、考えることを休むことがあってもいい...。今日は久しぶりに、かわいいチビちゃんたちと、生命力あふれるママたちと過ごすことができ、懐かしい気分に浸りました。不安も、子供も排除せず、学びつづけたいです。


「子育ては自分を育て」                  A・H

 2人の男の子を持つ私は、「日々心豊かに子育てしたい」とは思いつつ、現実は「早くしなさい!」「やめなさい!」と大声で叫んでいる毎日です。とても体力もついていきません。

 今日は「子育て不安」について、いろいろな形の話が聞けて、とても共感できるものがたくさんありました。不安だからこそ学びに変えていける、自分も子供と一緒に成長していけるんだなあと思いました。子供の成長とともにその時その時で悩みもいろいろ変化してきました。悩みや不安は消えることはありません。一緒に心を開いてお茶を飲みながら話のできるネットワークや、仲間は良き安心の基地になると思います。


「不安が楽しみ」                                        Y・N

 今日の話を聞き、「育児不安→次の成長へのステップ」と感じることができました。こう考えてしまうと、不安という言葉がまったく不安に思えなくなり、次はどんな難題の不安が待ち受けているのか楽しみに思えてくるので不思議です。

 不安内容は高ければ高い(難しい)ほど、その不安を解消したとき、低い(簡単な)不安など気にならなくなるのだろう。不安が多ければ多いほど、鉄人のような人になれるのかも…。


「リアルな子育て中の思いが聞きました。」                        K・S

 今日のたんたんカフェは、真岡で7月24日(日)に開く準備会も兼ねてということは岡本さんが提案してくれて、参加する方たちが、子育てでどんなことを考えていたかを書いてもちよった。

「「叱らない」ことを大切にしたいけれど、「叱らない」ように気を使いすぎなのかな?とも思ったりしました。」と書いている方がいた。「どうしてそう思うのか?」という問いに「何でも受け入れすぎて、わがままになる心配を感じる」という。これを聞きながら「叱らない」ことを「良いこと」として絶対化しないが大切なのだろうと思った。また「叱る」「叱らない」というよりも、親にとって困ること、嫌なこと、不快、してほしくないことを子供がしてる時、その「親の思いをどう伝えるか」ということではないかと思った。子供が不登校になったことで、「自分が学校をどう思っているかが問われていると思った。」という方もいたが、いつも、自分がどうしたいのか、何を思ってるのか、と、まずは自分とのコミュニケーションから子育ても始まるのだと改めて思った。


  今日の感想                 S・S
 

 今日は初めてたんたんカフェに参加したのですが、様々な年代の子供がいるお母さんたちの話を聞き、これからの子育てで悩む話などが聞けて参考になりました。

 不安は悪いことではなく、親学びにつながっているのではという話も聞きいろいろな心配やどうしたらいいのだろうということをひとつひとつ乗り越えていくと、確かに親も学び、子供と一緒に成長していっているなと思いました。

 また自分自身「子供に何を伝えたいのか」「どう関わりたいのか」ということをもう少ししっかり考えようと思いました。

 


「自分の学びは不安の中にある」                  S・S

 

 今日のたんたんカフェは初参加の方3人を含め、12人のとてもにぎやかな会になりました。1人ひとりの自己紹介のあと、7月24日に行われる鈴木さんの講座の準備会としてお互い書き出した課題について話しました。どろんこネットワークからは5人が参加しましたが、今日のお互い書きあった内容を見て改めて普段言葉にしない心の声を知ることができよかったと思います。忙しい毎日のなかで、こうして課題について書くというのは大変なのではと思っていたのですが、それだけ、今回の課題に対して伝えたいことがあったのだと思います。単に話すだけでなく、言葉で表す=書くことの大切さ「書くことでさらに伝わる」体験ができました。こんなすばらしい場をぜひどろんこネットワークでも作りたいと思います。ぜひ宇都宮で!!

 「子育てで不安を持つことは学びのタネ」そう思うことが、不安を持っても当たり前、今から自分の学べるヒントがその中に隠されているのだと改めて思った1日でした。

 今日は内容もさることながら、場づくりということについても考えることができました。貴重な体験でした。


今日の感想                              A・A

 

 今日のたんたんカフェは、7月24日の講座の準備も兼ねて…。それぞれ、子育てをしていて思うことなどを課題として持ちよる。12名の参加で年齢も幅広く集まり、いつもの同世代同士の話し合いよりも、たくさんの意見を聞くことができて、楽しく、また、いろいろ得られた有意義な時間となりました。

 今日、ここに参加してきている方々は、なにか不安や悩みをもちつつも、相談できる相手や場所が見つけられたラッキーな人たちでもあると感じました。前回、岡本さんが、「この場でやっていることは、皆それぞれの場所でどんどんやってくれていい。」と話してました。ここに来なくてはできないという自分の希少価値(?)みたいなものを持たず、心広いな〜、などと思いました。今日になって、私なりに岡本さんのどんどん広めてくれという思いは、とてもとても、大きな大きな意味が含まれていることに気づきました。自分の思いを言葉にして出すということは案外難しく、でもそうすることで改めて自分自身を顧みられる…、今日の課題の「育児不安」をも解消することにもつながる。世の母親たちの不安がどれだけ大きくて、プレッシャーになっているか、身近に感じているので、私自身ももちろんだが、今日来てみて、これからのひとつ課題として、場作りを気をつけてみようと思い始めた。「不安」に思うことは悪いことではなく、何かを気づくきっかけである、という話があった。とても気が楽になった。


 今日の感想                                      T・O

 

 今日のたんたんカフェは、私にとって新しい顔ぶれの方が多数参加されていて、子供達も場にしっかり溶け込んだ雰囲気でとても心地よい場所だったと思います。様々な方の話を聞く中で、みなさん、子育てを通して、一つずつ自分の歩幅で歩んでいる様子を聞けて、こんな居場所を私もニコニコセミナーの代表としてコーディネートできたらいいなあと思いました。子育てを経験されてきた先輩たちから、「答えがないという前提があったから、新しい情報(私がまだ知らない情報)を探せた。」それが人との違い・・・、私流の子育てへとつながっていく過程だった、ように私には編集されてしまいましたけど、私の世代?は、なぜこんなに平均値を気にするのでしょう?また次回に話しましょ。


どろんこネットワーク矢板支部?                  M・O

 

 今日のたんたんカフェは、7月24日に真岡の鈴木和子さんが中心になって行われる子育て法革命(注更新)の著者の品田知美さんをゲストにお招きしての講座の準備会を兼ねて行いましたが、宇都宮のどろんこネットワークの方5人も参加し、総勢12名でした。

 子育て中のお母さんが、ほとんどだったので、のっけから具体的な話がたくさん出てきました。今日は、それぞれの方の子育ての話の中に、共通の軸があるような気がしてずっと聞いていたのですが、鈴木さんの娘さんの「子育てには流行があるんだ?」とか「不安を安心に変えられたらいい…」というお母さんの話とか、子育てを通して四苦八苦しながらスキルを高めているお母さんたちの姿を見て、つくづく、子育て不安はお母さんたちにとって、最高の学びのタネだなと思えてきました。不安を出発点にして、さまざまの情報を得ながらも、正解はないと知ることで、自分の学びの形をどう作っていくかに向かっていくのでしょう。


たんたんカフェ(7/24講座準備会)感想   M・I

 

 自分の子育てについて改めて思い出してみると、数多くの思い込みで子育てしていたことを思い出しました。

 いつも頭にあったのは、「この子には幸せになって欲しい」という思いだったけれど、「幸せ」の意味付けがかなり偏っていることが今になると良く分かります。「苦労がないこと、つまづかないこと、楽しいこと」と、今思うと、親が子どもの苦労を背負えると思って私ばかりが苦労していたようにも思います。

 苦労はその子のもの、親はかわれないけれど、寄り添うことや応援することはできる。今はそんなふうに思います。

 親も子どもも、自分の苦労を自分で引き受けながら生活していく。目の前の出来事を大事にすること。人のせいにしないこと。そんな毎日の連続が幸せということかなと今は思います。